
日本に帰国。
飛行機を降りた瞬間、強い湿気に二人とも『ヒェー』と叫んだ記憶があります。(笑)
バンクーバーは湿気が低く、過ごしやすい気候だったので、日本の湿気はかなりきつい。
しかし、娘はなんだかとてもワクワクし、楽しそうでした。イキイキしていましたね。
留学など、日本を離れて暮らしている方々はよくわかると思いますが、日本にいる時にはわからない日本の良さが、離れてみて初めて理解できて、あー日本人でよかった。と思う瞬間があります。
彼女は8歳から12歳までカナダで生活していましたので、もう中身はカナダ人(笑)日本語は私といつも喋っていたし、補習校にも通っていたので、問題はなかったのですが、時々、変な日本語を発していたような記憶があります。英語は必ず主語がある言語です。ですので、それを日本語でもやっちゃうんですね。たとえば、家族内でも『ご飯食べた?』が『あなたはご飯食べた?』になるのです。
これは本当に面白い現象でした。
私の場合は、30歳までどっぷり日本人、海外旅行も行ったことがなく、いく気も全くなかった人間でした。また、詳しくお話しさせていただきますが、30歳の頃、今まで予想もしなかったことが次々に起こり、娘を守らなくてはいけない、しっかりと育てていかなくてはならないという使命感が、私自身を突き動かしたからなんです。
とにかく、カナダに行き見事にculture shock 受け、たくさんの失敗、トラブルなど経験して、
また、大学という素晴らしい環境で、文化、言語、習慣、教育学、哲学、心理学などを現地の言葉で現地の方々と学ぶことができました。
しっかりと大きく育てていただきました。感謝しかないですね。
さて、帰国後は忙しい、忙しい!
荷物の整理、新しい生活の準備、電気、水道、ガス、電話などの手続きに追われながら、娘の受験準備、就職先への挨拶と、目まぐるしい日々。
あっという間に受験の日。
試験の後、娘はケラケラと笑って、『難しかった。』と一言。
問題を見てびっくり、本当に難しい!これは高校の問題?と思うくらいでした。
残すは保護者の面接。
面接官お二人おられたと記憶していますが、4年間の海外生活で得た彼女の個性を認めて、育ててくれる学校はここしかない。ということを必死に語りました。なんとしてでも入れてください!、と(笑)
悔いはない。よく頑張った!そう二人で話しながら帰途につきました。
結果は?
つづく——