帰国子女とは その2

高校受験、これは私の地元富山では大変な関門です。
どの大学を卒業したかよりも、富山のどの高校を卒業したか、ということが大事なポイント。しかも、国公立は私立よりも上に見られている風潮があります。
私はあまり何も考えずにやってきましたが、大人になってみて、周囲の方々との会話で、この事実を
知り、びっくりしました。(汗)いや、これは実に面白い富山の特徴です。
地元のマンモス校に入って、他の生徒たちと一緒に学んでいけるのか。いじめなども対処していかなくてはならない。なんとか彼女を守る方法はないのか、悩みました。
東京にあるInternational schoolも考えましたが、授業料もかなり高く、また別々に暮らすことはその時は考えられなかったので、ひとまずこちらの方は保留にしました。
その頃は富山県には私立中学、高校の一貫教育施設がなく、色々探した結果、隣の石川県金沢市に、中高一貫コースの学校を見つけました。私の母が金沢出身なので、聞いてみたところ、大変良い学校とのこと。少人数制、キリスト教に基づいた教育理念、何より高校受験がない!
さっそく学校と連絡をとり、中学受験の申し込みなどについて教えていただきました。メールのやり取りから、学校の対応の良さが印象に残っていて、教頭先生が英語の先生だったこともあったのでしょうか。親身になって対応していただいた記憶があります。
帰国がすぐにできないため、中学受験願書の資料を母に学校までとりに行ってもらい、カナダに送ってもらいました。それをまた日本に送り返し、今では考えられない長い道のり(笑)
母には本当に感謝です。
ここから娘の中学受験勉強がスタートしました。
こんな短期間の準備で大丈夫なのだろうか?不安がなかったわけではなかったのですが、この時は、もうここに行く!と決めて行動をしていたので、迷っている時間はなかったように覚えています。
不安の理由としては、カナダにいた4年間は、毎週土曜に現地にある日本語補習校に通っていましたが、こちらでは、国語、算数を集中して勉強しており、理科、社会はほとんど勉強していなかったことです。
とても親切な牧師Yさんが、このギャップを埋めましょう!と、手を挙げてくださり、週に2、3回お家の方に通わせていただいた記憶があります。本当によくしていただき、感謝しております。娘も帰国を望んだ以上、やはりやらなければ。と文句を言わず、頑張っていた様子を覚えています。
帰国の日が迫ってきました。



